一人暮らし一年四ヶ月、買って失敗したもの
1日→4日(+3)→11日(+7)→25日(+14)、更新する度に間隔が倍開いていくやる気の無いブログです。たしかに将来的には、隔週・月2回程度でじっくり記事を書いていこう、と思っていましたけど、ねえ……。
まえがき
前回4月11日「買ってよかったもの」として「ゲーミンググラス(ブルーライトカット)」を真っ先に挙げていましたが、わずか3日後・同月14日に「小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見」なる意見書が公開されて目玉飛び出しそうになりました。
2021年04月14日 小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見 (PDF:356.5KB)
でも悪いことばかりでもないな、と思っています。幾分バイアスがかかっているきらいは否めませんが。
体内時計とブルーライトの関係についてはいくつかの論文があり、夜遅くまでデジタル端末の強い光を浴びると、睡眠障害をきたす恐れが指摘されています。従って、夕方以降にブルーライトをカットすることには、一定の効果が見込まれる可能性はあります。
販売してはいけないとか、使ってはいけないということではなくて、正しい情報を知ったうえで判断してほしいと考えています。
「ブルーライトカットは効果ない」という昨日のツイートがバズりましたが、一部誤解を招く部分もありましたので、メリットデメリットをまとめました。
— よしひこ@メガネ屋4代目 (@sakata_yoshi) 2021年4月14日
まぶしさやコントラスト等見え方に関して実際に効果を感じる方はうちのお客様にも多いです。個人差が大きいので、購入時はサンプルを試して下さい。 pic.twitter.com/NuFcTEKV5y
例のゲーミンググラスを買ったことは、後悔しているほどではないけれど(眼鏡屋で防眩加工レンズを買ったとしても同程度の金額だったので)今後の動向には注意していこう、と思い直しました。
この流れに乗じて、買って失敗したものを振り返っていこう、というのが今回の主旨です。反省して次に繋げたり、これを見ているあなたの失敗を防いだり、発想の転換やひらめきに繋がればいいな、と思います。「お茶濁し回」と言ったものを更に二番煎じってどういうことなんですかね。
ダイソー ワンプッシュペットボトルキャップ
ペットボトルのキャップを外す代わりに、飲み口付きワンプッシュカバーになる商品。
まだ一人暮らしを始めて間もなく、通勤の飲み物はペットボトルでもいいかな、と決めかねていた頃。キャップの開け閉めがワンプッシュに置き換えられて、紛失のリスクも防止できる……と、思っていたのですが。
キャップのねじ部、フタと飲み口の接触部、二箇所にパッキンが取り付けられているものの密封されません。脱着も不可能で十分な洗浄を行えず、衛生面で不安を禁じ得ません。
しかもプッシュボタンは丸出しでノーガード。カバンのような密閉空間で保管すると、いつ開いてしまうかもわからない。密封不可能であることも加わるので「常に飲み口は上向きで密閉しない」という厳しい運用を強いられます。小細工せずにキャップ閉めたボトルそのままの方が使い勝手が良い(汎用性が高い)本末転倒な結果に落ち着きました。
ただし全部注意書きに書いてあることなので、読まずに買ったわたしが悪いのですし、しょせん百均なので「安物買いの銭失い」……ですらないものの、徒労に終わったこと、値段に対して得た後悔や懸念したデメリットは、かなり大きかったです。わたしがこの商品から得た教訓は「プッシュボタンにロックリングが付いてるサーモスのマグボトルっていいな」でした……。
衛生面のことを深く考えず使い捨て覚悟で、外ポケットのあるリュックサックで外出したり、車のドリンクホルダーに入れたり、最適な条件下なら相応のパフォーマンスを発揮できるのかもしれません。あとストロータイプよりは洗うのが楽。
スケーター ペットボトルキャップコップ
懲りなかったペットボトル活用方法の模索パート2。こちらはキャップの上に直接被せるコップ。百均でも類似品は売ってますが、そちらでは(たぶん)見かけない取っ手付きが気になったので、こっち。ヨドバシやAmazonでも売ってるので、入手に苦労はしないと思います。
密閉できるのでワンプッシュキャップほどの問題はないものの、いざ使ってみれば、やはり難ありでした。使い終わった後は携帯するので、残った水分の拭き取りは必須。これだけなら「タオル・ハンカチを一枚多く持っておけ」という話なのですが……
見ての通り(見て分かるなら買う前に気付いて)キャップ取り付け口の分凹んでいるので、洗うのがちょっと面倒。そこまでしてペットボトルを使わなければいけない理由・必然性を見出せず、結局マグボトルに落ち着きました。
考え直せば使い道はまだあるのかもしれません。コップの取っ手でひねってキャップより楽に開けられるとか、マグボトルより軽くて安全とか、キャラクターものだとかわいいとか。
ニトリ 菜箸(リョウケン)
デコホームというニトリの別業態店(小物、生活用品特化型)で売っている、両面使える菜箸。
例えば洗い物が面倒になったとき、麺を茹でるぐらいなら両面を使い回せばいいよね!
そう思っていたのですが、どっちの面を使ったか覚えていられないし、かといって調理中に両面使うと上から水が垂れたりして不愉快になります。今はもうただの菜箸です。
マリオのシリコントレー
アイテム(「スーパースター」「コイン」「スーパーキノコ」)型の氷やグミが作れるシリコントレーと、赤と緑の「プクプク」のマドラーのセットです。
コップの中がまるで「水中ステージ」のひとコマに。
そのままコップに入れたり、無色透明の液体(水、あとはせいぜいラムネ?)なら、割といい感じ……かもしれません。かといって、飾るためだけに氷を作るわけもなく。
ということで、例えばオレンジジュースに入れてみたわけですが……
グラスに接触している部分がなんとなく見える程度でこんなの水中ステージじゃない!マドラーまで付けておいてこれは「無い」ッ!!
ただの製氷皿ではなくシリコンなので、冷やして固めるお菓子作りに役立てれば、もう少しモトが取れるんじゃないか?と思いますが、今の一人暮らしでそういう趣味はほとんどないし、水中ステージ見たかったな……という思いがとても強い。結構高かったし。3000円。
失敗と後悔は色々ありますが、何もしようとしなければ成功もしない、挑戦・開拓の精神は忘れずにいたいと思います。と、いい話っぽい振りで締めくくります。