Helter-SKelter

アニメとゲームが生き甲斐の偏屈者

20240114:Birthday/2023年の振り返りと2024年に向けて

誕生日、2021年の振り返りと2022年の抱負 - Helter-SKelter
↑2022年

Twitterやめったー(仮) - Helter-SKelter
除け者が宣う――Twitter(X)凍結に寄せて - Helter-SKelter
↑2023年上半期

「こいついつも振り返ってんな」とは言わない2024年にします……したい……しろ!!

1月14日の誕生日……から一日過ぎて(当日中に間に合わなかった)次の一年に向けた一日目、2024年はきちんと前を見よう、と思って書いてる日記です。

インプットの見直し

繁忙期。ある時は週に2回の夜勤、またある時は週に3回の終電帰り……劣悪な労働環境と不安定なメンタルは2023年も相変わらずだったけれど、それを言い訳にして、日常を「惰性」で過ごしがちだったと思う。

アニメもゲームも漫画もラノベも、自分の信じた感性や、信頼できるオタク仲間の勧めから、見たい候補は時間がいくらあっても足りないほど抱えている。フィギュア、グッズ類を買い漁るのも相変わらず。なのに消化できなかった、積み上げる一方だった……特に2023年は「しようともしなかった」という表現が、恐らく実態に近い。

作品に真摯でありたい、100%吸収できる心穏やかな時が良い。それは日常と非日常を切り替える、ある種の「スイッチ」である……そう考えるあまり「消化」のスピードがあまりにも遅い。この方針は改めた方が良い。アニメ一話だとかの短い単位で「日課」の一部に組み込んでいった方が良いと感じた。

心穏やかな時の方が少なく、ストレス解消のつもりで「遊戯王マスターデュエル」をつい起動。ランクマッチ最高位のマスター1を目指すわけでもなく、月末マスター3~ダイヤ2止まりだというのに、毎日欠かさず30分以上、多ければ2-3時間はプレイしていた日もあったはず。

二ヶ月の間を置いて凍結が解除されたTwitter(X)も、凍結中に思いのほか不便に感じた反動や、信頼できるfollowingから癒やしを得ようと、結局ダラダラと見ていた時間が多くあった。

そんなことで時間を浪費するだけで、全くと言っていいほど、とかではなく、「本当に全く消化していないもの」さえある始末。

1.アニメ。dアニメストアの視聴履歴によれば、2023年に見たのは「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズだけ。原作の流れをだいたい覚えていて話の分かるものを、家事の合間のBGM代わりに流していただけ。

2.物理書籍(漫画・ラノベ)。「ニコニコカドカワ祭り2023」なるキャンペーンで、アプリでレシートを撮影、購入金額の30%図書カードで還元される、と聞いて30冊近く買い込んだ。なのに、1冊も手を付けていない。

3.おもちゃ。受注生産・予約者限定販売品を中心に、「後から欲しくなったとき、探す手間が面倒だったり、プレミアが付いてしまうと嫌だ」と、見境無く買ってしまいがち。中でも「METAL BUILD GNアームズ TYPE-E」全長(奥行)50cmオーバーで展示に困るのが買う前から明白、6万円近い高額商品も当然未開封というのは、流石にどうかと思った。

4.ゲーム。人生を狂わせた作品のHD化カルタグラ~ツキ狂イノ病~《REBIRTH FHD SIZE EDITION》」、夏といえばデジモン!ということで急にやりたくなった(予約して一年積んでた)デジモンサヴァイブ」――買い切りゲームのクリアはこの二本だけに留まった。

とはいえ、たとえ二本でもクリアはしている、「やればできる」のに、他には全く手を付けなかった。

「カラノショウジョ」シリーズは「カルタグラ」から続けて遊びたかったし、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」は(前作の経験上、遊び始めたら帰ってこれない)と戦々恐々とするあまり一切起動していない。

運営型・スマホゲームでも、シナリオの評判を聞いて前々から気になっていたところに好みの声優(加隈亜衣)も来た「ブルーアーカイブ」を2023年2月に始めたものの、およそ1年、デイリーミッションの消化に留まってメインストーリーは半分も見ていない(Vol2/ゲーム開発部編の2章まで)。

やる気と時間のリソースが無いなら、無いなりの使い方を考えれば良い話である。少なくとも遊戯王を遊んでいたのだから、その時間で他のタイトルは確実に遊べていたはずだった。

「~しなければならない」という義務感・強迫観念でオタクをするのは本末転倒だと思うけれど、自分の場合はあまりにも怠惰で、そう言い聞かせるつもりでなければ、やがて虚無に成り果てる(2023年ほぼ虚無だった)のではないかと思う。

買うだけで満足するな、いつかじゃなくて今触れろ。取捨選択しろ、まず遊戯王やめろ。

(これは遊戯王マスターデュエルへの恨みつらみではなく、手軽な遊びにかまけていた己の弱さを糾弾するものです)

アウトプットの意識付け

Twitterの凍結中に感じた不自由さ・凍結解除までの流れで、記事一本書けそうな感想はある。

Maiga Day 2023、Innocent Grey画展「白夜」、(熱心に追ってるコンテンツではないけど)大ZOIDS博2023――リアル開催のイベントに度々足を運んでいながら、感想をTwitterでコンパクトに完結させてしまっている。

こういう風に一年丸ごと振り返るのって、つらい、めんどくさい……。

インプットに対して相応のアウトプットを、ある程度定期的にやっておきたい。

二次創作・同人活動の本格再開

上のモノとは方向性の違うアウトプット。創作活動を本格的に再開させたいと思っている。

突然だが、ブルアカでは「便利屋68」を推している。「めちゃくちゃアホっぽい声と愉快なBGMで『透き通るような世界観』とは程遠い覆面の集団強盗が出てきたり爆破オチになるCMのナレーション」や、しょっちゅう白目を剥いていることでおなじみ(?)のアルちゃん……「社長」陸八魔アルを筆頭とする4人の会社である。

www.youtube.com

初見では悪役を思わせるアルの造形、それに対する内面の「アウトロー」へ憧れる姿勢、美学を貫こうと意地になってしまう真面目さ、彼女を取り巻く社員たち。メインストーリー序盤で登場する馴染みやすいキャラクターということもあって、ほぼ一目惚れだった。

とは言いつつ、デイリーミッションを消化しているだけで、積極的に「好き」というほど、のめり込んではいなかっ……た。

12月の初めに、あるネタを閃いていた。「趣味に『経営の勉強』と書いているアルが、領収書の処理をはじめとした事務作業に悩む先生(プレイヤー)に対し、アウトローらしからぬ堅実な手腕を発揮し、褒められる」というもので、その後アルはいつもの白目でショックを受けるのか、満更でもなくデレてしまうのか……どう着地させるか?ブルアカの二次創作、やれるんじゃないか? と、うっすら考えていた。

そのことを忘れないでいようと書いたのが、12月5日のこれ。

その3日後、12月8日。公式コミック「便利屋68業務日誌」の12月更新分・14話が公開。2日遅れた10日になってから読んでみて、驚嘆……いや、驚愕した。

comic-growl.com

自分のネタと出発点はほぼ同じでありながら、感情が希薄で不器用だが心優しい便利屋68の課長「鬼方カヨコ」が先生に禁句として釘を刺す。カヨコはカヨコで生まれつきの怖い顔を来訪者に誤解されるが、アルはそのアクシデントに気付きもせず「可愛い」と言う。便利屋の信頼関係を描く展開へ更に昇華されていた、という「完敗」であった。

野際かえで先生がプロの仕事をしたことは疑いようもない。だが、着目点は同じだった、この目に狂いはなかった、自分だってキャラクターへの愛と理解を持っていた。

負けっぱなし、不戦敗のままでいいのか? 「愛」を叫ばなくていいのか?
二次創作はやれる、「やるべき」じゃないのか?

マギレコでやり残してることもあるけれど、ブルアカの「先生(プレイヤー)が明確に存在する世界観」というのはまた違った魅力があって、刺激的に感じている。

ということで……エイダ・バミューダ/結城らいあ先生の次回作にご期待下さい。(打ち切り)

20231007:まどかマギカ一番くじ「StarlightMagiccraft」を引いた話と争奪戦

振り返りでも日記をつけようという試みのタイトルです。

2023年10月7日。 「一番くじ 『魔法少女まどか☆マギカ』 ~StarlightMagiccraft~」を発売日に引いてた話と、争奪戦についての個人的な見解。

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